「もう明日から会社に行きたくない。でも、自分では辞めると言い出せない」。女性からの退職相談で、いちばん多いのがこの声です。上司が怖い、人手不足で言いにくい、引き止められるのが分かっている——理由はさまざまです。
そんなときの選択肢が、女性専門の退職代行わたしNEXTです。テレビや雑誌でも取り上げられ、名前を見たことがある方も多いと思います。
この記事では、公式サイトと特定商取引法の表記に書かれた情報を根拠に、運営元・料金・できること/できないことを2026年8月12日時点で整理します。元人事の立場から、良い点だけでなく「このケースでは向かない」という部分もはっきり書きます。
- わたしNEXTの運営元(労働組合)と、そこから来る強み
- 料金はいくらか(雇用形態別・組合費の扱い)
- 労働組合だからできる「交渉」の範囲と、できないこと
- 向いている人・向いていない人
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| サービス名 | 女性の退職代行 わたしNEXT |
| 運営 | 合同労働組合「退職代行toNEXTユニオン」(弁護士指導) |
| 販売事業者 | toNEXTドットジェイピー(東京都港区南青山) |
| 運営タイプ | 労働組合(団体交渉ができる) |
| 料金(アルバイト・パート/社保未加入) | 18,800円(税込)+組合費1,000円 |
| 料金(正社員・契約・派遣・内定辞退・休職など) | 21,800円(税込)+組合費1,000円 |
| 追加費用 | 相談回数無制限・追加料金なし(コンビニ後払いは手数料3,200円) |
| 返金 | 退職できなかった場合は全額返金(所定の要件あり) |
| 対応 | 24時間・即日対応可/無料の転職サポートあり |
| 実績 | 累計6万件以上(公式サイト記載) |
運営元「退職代行toNEXTユニオン」はどんな団体か
社名で調べている方がいちばん知りたいのは、「結局どこがやっているのか」だと思います。わたしNEXTの退職代行を実施しているのは、合同労働組合「退職代行toNEXTユニオン」です。特定商取引法の表記には、担当者名として鈴木良典氏、販売事業者としてtoNEXTドットジェイピー(東京都港区南青山)が記載されています。
ここで大事なのは、退職代行の運営には「民間業者」「労働組合」「弁護士」の3タイプがあり、できることの範囲が法律で決まっているという点です。わたしNEXTは、このうち労働組合にあたります。
| タイプ | できることの範囲 |
|---|---|
| 民間業者 | 退職の意思を伝えるだけ。会社との交渉はできない(非弁行為にあたるおそれ) |
| 労働組合(わたしNEXT) | 団体交渉権があり、有給・未払い賃金などの交渉ができる |
| 弁護士 | 交渉に加え、慰謝料請求や訴訟の代理までできる |
わたしNEXTが「伝えるだけ」の民間業者より一歩踏み込めるのは、労働組合という立場だからです。メディア掲載実績も公式サイトに多数示されており、運営の実体がはっきりしている点は安心材料です。
わたしNEXTの基本情報と料金
まずは料金です。わたしNEXTは雇用形態で2段階に分かれています。アルバイト・パート(社会保険未加入)が18,800円、それ以外が21,800円。いずれも税込で、これに組合費1,000円が別途かかります。
相談回数は無制限で、追加料金はかからないと明記されています。退職できなかった場合は全額返金(所定の要件あり)。支払いは銀行振込・クレジットカード・ペイパル・コンビニ後払いなどに対応しています。
わたしNEXTの特徴
① 労働組合が運営しているから「交渉」ができる
ここが最大のポイントです。わたしNEXTは、合同労働組合「退職代行toNEXTユニオン」が運営しています。労働組合には団体交渉権があり、会社は交渉に応じる義務があります。
だから、退職の意思を伝えるだけでなく、有給休暇の消化、未払い残業代、退職金などについて会社と交渉できます。「伝えるだけ」しかできない民間業者との決定的な違いです。もめる要素がある人ほど、この差が効いてきます。
② 女性専門で、料金も抑えめ
女性専門をうたっており、女性が相談しやすい体制を整えています。アルバイト・パートの18,800円は、労働組合系の退職代行としては安い部類です。費用を抑えつつ交渉もしたい、という人には現実的な選択肢になります。
③ 24時間・即日対応で、会社への連絡は不要
公式サイトには24時間・即日対応と記載されています。依頼後は会社とのやり取りをすべて任せられ、自分から会社へ連絡する必要はありません。「明日どうしても行きたくない」という切迫した状況でも動いてもらえます。
④ 実績が多く、無料の転職サポートも付く
累計6万件以上の実績が公式サイトに示されています。さらに、希望者には無料の転職サポートも用意されています。「辞めたあと、次をどうするか」まで見据えたい人には安心材料です。
「弁護士指導」と「弁護士が代理」は違う
わたしNEXTの公式サイトには「弁護士指導のもと」という表現があります。ここは誤解が多いので、はっきりさせておきます。
「弁護士指導(監修)」は、運用の適法性を弁護士にチェックしてもらっている状態です。一方で「弁護士が代理する」は、弁護士があなたの代理人として直接動くこと。この2つはまったく違います。
わたしNEXTで実際に会社とやり取りするのは労働組合であって、弁護士があなたの代理人になるわけではありません。ただし、これは弱点というより役割分担です。労働組合には団体交渉権があるので、交渉自体は正当にできます。弁護士でなければできないのは、慰謝料請求や訴訟の代理といった法的手続きの部分だけです。
わたしNEXTを使う前に知っておきたい注意点
交渉ができる労働組合系でも、万能ではありません。線引きを正直に書きます。
慰謝料の請求や訴訟の代理はできません。これは弁護士だけの領域です
会社から損害賠償を請求された場合の対応は、弁護士が必要になります
「弁護士指導」と「弁護士が代理する」は別物です。指導は運用の適法性を見てもらう体制で、あなたの代理人になるわけではありません
「対応スピードNo.1」などのNo.1表記は一定の調査に基づく表現です。鵜呑みにせず、自分の条件で判断してください
本体料金のほかに組合費1,000円、コンビニ後払いなら手数料3,200円がかかります
依頼から退職までの流れ
サービスによって細かな違いはありますが、大きな流れは共通しています。
LINEやメールで状況を伝えます。相談だけなら費用はかかりません。
入金の確認後に手続きが始まるのが一般的です。
会社名・連絡先・退職希望日・有給の残日数などを共有します。
依頼した当日か翌営業日の朝に連絡が入ります。以後は直接やり取りしません。
制服や社員証を郵送で返し、離職票や源泉徴収票を受け取ります。
わたしNEXTが向いている人・向いていない人
こんな方に向いています
女性で、女性専門の安心感がほしい方
有給を消化してから辞めたい・未払い賃金があるなど、交渉が必要な方
費用を抑えつつ、交渉もしたい方
会社が強く引き止めてきそうな方
辞めたあとの転職も相談したい方
こんな方は他社も検討してください
慰謝料の請求や訴訟を考えている方(弁護士法人へ)
会社から損害賠償をほのめかされている方(弁護士法人へ)
とにかく1円でも安く、交渉の必要がまったくない方(民間の格安業者のほうが安いことも)
公務員の方(適用される法律が異なります)
申し込む前に確認しておきたいこと
勢いで申し込むと、あとで「聞いておけばよかった」となりがちです。無料相談の段階で、次の点は必ず確認しておきましょう。
総額はいくらか。本体料金+組合費1,000円、後払いなら手数料3,200円まで含めた金額
自分のケースで交渉してほしいことができるか。有給消化・未払い賃金・退職金など
返金保証の「所定の要件」は何か。どういう場合に返金されるのか
会社への連絡はいつ入るか。即日か、翌営業日の朝か
貸与品の返却や書類の受け取りはどう進めるか。郵送で完結できるか
よくある質問
まとめ
わたしNEXTは、女性専門・労働組合運営で、交渉まで対応できる退職代行です。アルバイト・パート18,800円という価格ながら、有給消化や未払い賃金の交渉ができるのは大きな強みです。
一方で、労働組合ができるのは団体交渉まで。慰謝料請求や訴訟、損害賠償への対応が必要なら、弁護士法人を選んでください。
「女性で、交渉もしたいけれど費用は抑えたい」。そういう状況なら、有力な選択肢の1つです。まずは無料相談で、自分のケースで何ができるかを確認してみてください。
退職代行は「どこが有名か」ではなく「自分の案件に必要な権限を持っているか」で選ぶものです。交渉したいことが1つでもあるなら労働組合か弁護士法人、伝えるだけでよいなら民間業者。この線引きだけは外さないでください。
※本ページの料金・サービス内容は2026年8月12日に公式サイトおよび特定商取引法の表記で確認した内容です。料金や提供条件は変更されることがあるため、申し込み前に必ず公式サイトで最新の情報をご確認ください。当サイトはアフィリエイト広告を掲載していますが、報酬の有無で評価は変えていません。