退職後に受け取れる「失業給付金」。でも「どうやって申請するの?」「いくらもらえるの?」「いつから受け取れるの?」と疑問を持つ方がほとんどです。
この記事では、失業給付金の仕組みから申請手順・受取額の計算方法まで、わかりやすく解説します。
失業給付金とは?
失業給付金(正式名称:雇用保険の基本手当)とは、仕事を失った人が次の仕事を見つけるまでの生活を支援するために国から支給されるお金です。
ℹ️ 失業給付金の基本
・雇用保険に加入していた人が対象
・離職前の給与の約50〜80%が支給される
・支給期間は90〜360日(加入期間・年齢・退職理由による)
・ハローワークに申請が必要
自己都合退職と会社都合退職の違い
| 項目 | 自己都合退職 | 会社都合退職 |
|---|---|---|
| 待機期間 | 7日間 | 7日間 |
| 給付制限 | 2〜3ヶ月 | なし |
| 給付開始 | 申請から約3ヶ月後 | 申請から約10日後 |
| 最大給付日数 | 150日 | 330日 |
パワハラや長時間労働が原因の退職は「特定理由離職者」として会社都合と同様の扱いになる場合があります。
失業給付金の受給資格
✓離職前の2年間に雇用保険加入期間が通算12ヶ月以上ある
✓就職する意思と能力がある(病気・けがで働けない場合は対象外)
✓積極的に仕事を探している
✓ハローワークに求職申し込みをしている
受給額の計算方法
失業給付金の1日あたりの支給額(基本手当日額)は以下の式で計算します。
| ステップ | 計算式 |
|---|---|
| 賃金日額を計算 | 離職前6ヶ月の給与合計 ÷ 180日 |
| 給付率を確認 | 賃金日額に応じて50〜80% |
| 基本手当日額 | 賃金日額 × 給付率 |
| 月額換算 | 基本手当日額 × 22日 |
【計算例】月給30万円の場合
・賃金日額:30万円 × 6ヶ月 ÷ 180日 ≒ 10,000円
・給付率:約60%(月収30万円の場合)
・基本手当日額:10,000円 × 60% = 6,000円
・月額:6,000円 × 22日 = 132,000円
申請の流れ
| ステップ | 内容 | 時期 |
|---|---|---|
| ① 離職票を受け取る | 会社から郵送される(退職後10日以内) | 退職後 |
| ② ハローワークで申請 | 離職票・マイナンバー・写真を持参 | なるべく早く |
| ③ 待機期間 | 申請後7日間は給付なし | 申請直後 |
| ④ 給付制限(自己都合のみ) | 2〜3ヶ月の給付制限期間 | 待機後 |
| ⑤ 認定日 | 4週間ごとにハローワークで求職活動を報告 | 繰り返し |
| ⑥ 給付金受取 | 認定後5営業日以内に振込 | 認定後 |
給付金を最大化するコツ
✓有給休暇を消化してから退職する(受給開始を遅らせない)
✓パワハラ・長時間労働が原因なら「特定理由離職者」として申請する
✓退職前に傷病手当金の受給条件を確認する
✓給付制限中も求職活動を記録しておく
よくある質問
ℹ️ Q. アルバイトでも失業給付金はもらえますか?
雇用保険に加入していれば、アルバイト・パートでも受給できます。週20時間以上・31日以上の雇用見込みがある場合は雇用保険への加入義務があります。
ℹ️ Q. 退職代行を使った場合でも給付金はもらえますか?
はい、もらえます。退職代行を使ったかどうかは給付金の受給資格に影響しません。離職票が届いたらハローワークで申請してください。
ℹ️ Q. 給付金を受け取りながらアルバイトはできますか?
条件付きで可能です。週20時間未満・申告が必要です。超えると給付金が減額または停止されます。
まとめ
失業給付金は退職後の生活を支える大切な制度です。特にパワハラや会社都合に近い理由で退職した場合は、給付制限なしで早期に受け取れる可能性があります。
退職後の手続きが不安な方は、退職代行サービスの中には退職後のサポートも行ってくれるものがあります。ぜひ活用してみてください。
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