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うつ病で退職したい人・家族へ|退職前に必ず知っておくべき7つのこと【お金の不安も解決】

大切な家族や友人がうつ病で「もう仕事を辞めたい」と言っている。

あなた自身がうつ病で、もう限界だと感じている。

そんな状況のあなたへ、まず伝えたいことがあります。

うつ病で退職することは、決して逃げではありません。自分の心と体を守るための、大切な判断です。ただし退職の前に知っておくべきことがあります。知っているかどうかで、退職後の生活が大きく変わります。

この記事では元人事担当者として、うつ病で退職を考えている方・ご家族に向けて、退職前に必ず知っておくべき7つのことをわかりやすく解説します。

この記事でわかること
・うつ病で退職する前に必ずやっておくべき7つのこと
傷病手当金の申請タイミングと金額の目安
・うつ病だと失業保険の受給期間が延びる可能性
・退職を言い出せない場合の退職代行の活用方法
・退職後の給付金・もらえるお金の全体像
注意
この記事は情報提供を目的としています。退職の判断・治療方針については、必ず主治医・カウンセラーにご相談ください。お金の給付金については専門家(社労士・給付金サポート)への相談をおすすめします。

うつ病で退職する前に必ず知っておくべき7つのこと

退職してから「知っておけば良かった」と後悔しないために、必ず確認してください。

①傷病手当金を退職前に申請する(最重要)

うつ病で退職する場合、傷病手当金は退職前に申請することが非常に重要です。傷病手当金とは、病気やケガで働けない期間に健康保険から支給される給付金です。

傷病手当金の基本情報
・支給額:標準報酬日額の2/3(月収30万円なら月約20万円)
・支給期間:最長1年6ヶ月
・申請先:加入している健康保険組合
・受給条件:健康保険加入期間が継続して1年以上あること
注意
退職日に出勤してしまうと受給権が失われます。退職日は必ず欠勤・有給消化の状態にしてください。また退職後も条件を満たせば継続して受給できますが、退職前に申請していることが条件です。

②失業保険の受給期間が延びる可能性がある

うつ病などの精神疾患で退職した場合、通常の失業保険よりも有利な条件で受給できる可能性があります。これを知らずに損している方が非常に多いです。

うつ病退職で失業保険が有利になる理由
①特定理由離職者に認定される可能性
うつ病など体力・精神的な問題で退職した場合、「特定理由離職者」として認定されることがあります。認定されると給付制限(通常2ヶ月)なしで失業保険を受給できます。

②受給期間の延長制度(最大3年)
うつ病で求職活動が困難な場合、失業保険の受給期間を最大3年まで延長できる制度があります。体調が回復してから申請できるため、焦らず治療に専念できます。

③傷病手当と失業保険の「二重取り」に注意
傷病手当金と失業保険は同時に受け取れません。専門家に相談して最適な順番で申請することが重要です。

③医師から「診断書」をもらっておく

退職の手続き・給付金の申請・障害年金の申請など、あらゆる手続きで診断書が必要になります。退職前に主治医から診断書を取得しておきましょう。「うつ病(または抑うつ状態)により就労困難」という内容が記載されていると、各種申請がスムーズに進みます。

④有給休暇の残日数を確認・消化する

退職後は有給休暇を使えません。退職前に残日数を確認して、必ず消化してから退職しましょう。心身の負担が大きい場合は、有給消化中に退職の準備を進めることをおすすめします。

⑤退職理由の伝え方を慎重に考える

会社への退職理由の伝え方によって、失業保険の給付条件が変わります。

退職理由の伝え方 失業保険の給付制限 受給開始
自己都合退職(一般) 2ヶ月の給付制限あり 申請から約3ヶ月後
特定理由離職者(うつ病等) 給付制限なし 申請から約1ヶ月後
会社都合退職 給付制限なし 申請から約1ヶ月後

⑥退職を言い出せない場合は退職代行を使う

うつ病の状態で会社に「辞めます」と直接伝えることは、心身への負担が非常に大きいです。そういった場合は退職代行サービスの利用を検討してください。

退職代行を使えば、本人が一切会社と連絡を取らずに退職できます。うつ病で「電話するだけで吐き気がする」「上司の顔を見るだけでパニックになる」という状況の方でも、LINEで依頼するだけで退職手続きが完了します。

ポイント
うつ病で退職代行を使う場合は、弁護士法人系または労働組合系を選ぶと安心です。万が一会社が問題を起こした場合でも法的に対応できます。退職代行サービスの選び方は退職代行おすすめランキングをご覧ください。

⑦障害年金の受給資格があるか確認する

うつ病が重症で長期間続いている場合、障害年金の受給資格がある可能性があります。障害年金は、精神疾患でも申請できる公的年金です。主治医に相談して、受給資格があるか確認してみてください。

うつ病で退職したら受け取れるお金の全体像

「退職したらお金が不安」というご家族の心配は当然です。でも実は、うつ病で退職した場合に受け取れるお金は複数あります。知っているかどうかだけで、受給総額が大きく変わります。

給付金の種類 金額の目安 期間 申請先
傷病手当金 月15〜25万円程度 最長1年6ヶ月 健康保険組合
失業保険(延長含む) 月10〜20万円程度 90〜360日(延長最大3年) ハローワーク
住民税の軽減・猶予 数万〜数十万円 最大1年 市区町村役所
国民健康保険料の軽減 年数十万円 最大2年間 市区町村役所
障害年金(重症の場合) 月5〜15万円程度 認定期間中 年金事務所
ポイント
これらを組み合わせると、退職後も合計で数百万円の給付を受けられる可能性があります。ただしすべて「申請しないともらえない」お金です。申請の手続きが複雑な場合はPOOL BOX(プールボックス)のような給付金サポートの利用をおすすめします。


POOL BOX(プールボックス)

うつ病の家族・本人が退職を決める前に確認すること

退職の判断は焦らなくて構いません。ただし以下の点は必ず確認してから動いてください。

退職前の確認チェックリスト

主治医に「退職してもいいか」を相談した

傷病手当金の申請手続きを開始した(または確認した)

医師から診断書をもらった

有給休暇の残日数を確認・消化する予定を立てた

退職後にもらえる給付金を給付金サポートに相談した

退職を言い出せない場合は退職代行の利用を検討した

ご家族へ|うつ病の人の退職をサポートするときの注意点

うつ病の家族の退職を支える側の方へ、元人事として伝えたいことがあります。

「早く決めなきゃ」と急かさないで

うつ病の状態では判断力が低下しています。退職という大きな決断を急かすと、本人の回復に悪影響を与える可能性があります。「いつでもいいよ」という姿勢で寄り添ってください。

手続きは家族が一緒にやる

傷病手当金の申請・ハローワークへの手続き・給付金の相談など、うつ病の状態では一人でこなすのが非常に困難です。家族が一緒に付き添い、手続きをサポートしてあげてください。

退職代行は「家族が代わりに依頼」もできる

本人が会社と一切連絡を取れない状態の場合、退職代行サービスに家族が代わりに相談・依頼することも可能です。「本人が電話できない」という状況でも、まず退職代行に相談してみてください。

注意
うつ病の回復には時間がかかります。退職後すぐに「次の仕事を探さなきゃ」と焦る必要はありません。まずは治療に専念して、体調が回復してから次のステップを考えましょう。給付金をしっかり受け取れば、一定期間は生活費の心配を減らすことができます。

まとめ|うつ病で退職することは決して逃げではない

うつ病で退職を考えているあなた・ご家族へ。退職することは決して逃げではありません。自分の心と体を守るための、勇気ある決断です。

ただし退職前に「傷病手当金の申請」「診断書の取得」「有給消化」「給付金の確認」をしっかりやっておくことで、退職後の生活の不安を大きく減らすことができます。

この記事のまとめ
傷病手当金は退職前に申請(退職日に出勤するとNG)
・うつ病だと失業保険の受給期間が最大3年まで延長できる
・退職後にもらえるお金は合計数百万円になる可能性がある
・退職を言い出せない場合は退職代行サービスを活用できる
・給付金の申請はPOOL BOXの無料相談で最大化できる
・焦らず、まずは治療に専念することが最優先

退職後のお金については会社辞めたらもらえるお金7選もあわせてご覧ください。退職代行を検討している方は退職代行おすすめランキングもご覧ください。


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