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「もう会社に行けない。でも今月は本当にお金がない」。退職相談の面談で、いちばん多かったのがこの組み合わせです。退職代行は2万円前後かかるので、手持ちがないと「辞めたいのに辞められない」状態になってしまいます。
結論から言うと、後払いできる退職代行はあります。ただし「後払い」と一口に言っても、次の給料日まで待ってもらえるもの、依頼から1週間以内に払うもの、決済サービスで翌月に払うものと中身がかなり違います。この記事では、当サイトが公式サイトと特定商取引法に基づく表記で確認した4社をもとに、後払いの種類・支払い期限・手数料・向いている人を整理します。
・どれも「払わなくていい」わけではない。支払い期限と、最後の給料がいつ入るかを先に確認する
・後払いには手数料(1,000〜3,200円ほど)がかかることが多い
・有給を使い切りたいなら、交渉できる労働組合の退職代行(男の退職代行・わたしNEXT)も後払いに対応している
・「審査なし」と言い切れる後払いは、当サイトの確認範囲では見つからなかった
目次
退職代行の「後払い」は3種類ある
「後払いOK」と書いてあっても、支払いのタイミングは会社によって違います。いちばん大事なのは、いつまでに払うのかです。
| 後払いの型 | 支払いのタイミング | 例(当サイト確認分) | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| 給料日まで待つ型 | 基本的に次の給料日まで(会社と相談) | 辞スル後払い | 最後の給料が入るまで手持ちがない人 |
| 依頼から1週間以内型 | 依頼日から1週間以内(審査あり) | 即ヤメ | 1週間後なら払えるめどがある人 |
| 決済サービスの後払い | 翌月払い・請求書発行後14日以内など | 男の退職代行・わたしNEXT(Paidy翌月後払い・コンビニ後払い)、辞スル(ミライバライ) | 有給の交渉もしてほしい人 |
「給料日まで待つ型」は、手持ちがゼロでもいちばん安心しやすい形です。一方で「1週間以内」や「請求書発行後14日以内」の後払いは、退職月の給料が入る前に期限が来ることがあるので注意してください。
後払いできる退職代行4社の比較
当サイトが2026年8〜9月に、各社の公式サイト・特定商取引法に基づく表記・利用規約で確認した内容です。料金や条件は変わることがあるので、申し込み前に必ず公式で確認してください。
| 辞スル | 即ヤメ | 男の退職代行 | わたしNEXT | |
|---|---|---|---|---|
| 運営 | 民間企業(株式会社シーズ) | 民間企業(ネルサポート株式会社) | 労働組合(toNEXTユニオン) | 労働組合(toNEXTユニオン) |
| 料金(税込) | 正社員・契約22,000円/アルバイト18,000円 | 20,000円 | 21,800円+組合費1,000円(アルバイト・パート18,800円+1,000円) | 21,800円+組合費1,000円(アルバイト・パート18,800円+1,000円) |
| 後払いの種類 | 辞スル後払い(基本的に次の給料日まで)/ミライバライ(請求書発行後14日以内) | 完全後払い(審査あり) | Paidy翌月後払い・コンビニ後払い | コンビニ後払いなど |
| 後払いの手数料 | 1,000〜3,000円 | 公式に記載なし(相談時に確認) | 支払い方法による(相談時に確認) | コンビニ後払いは3,200円 |
| 会社との交渉 | できない(伝えるだけ) | 公式に労働組合の記載なし(要確認) | できる(有給・退職日など) | できる(有給・退職日など) |
男の退職代行は男性専用、わたしNEXTは女性専用のサービスです(同じ労働組合が行っています)。
出典:各社の公式サイト・特定商取引法に基づく表記・利用規約(辞スル 2026年9月26日、即ヤメ 2026年9月24日、男の退職代行 2026年9月、わたしNEXT 2026年8月12日に確認)
後払いを選ぶ前に確認したい4つのこと
① 最後の給料は「いつ・いくら」入るか
人事の仕事をしていて、退職する人がいちばん勘違いしやすいのがここです。多くの会社は「月末締め・翌月25日払い」のように、働いた月の翌月に給料を払います。たとえば10月に辞めると、10月分の給料が入るのは11月になることが多いです。
会社の給与規程(就業規則)か、これまでの給与明細の「支給日」を見れば、締め日と支払日がわかります。後払いの期限が、この支払日より前に来ないかを確かめてください。
② 手数料を足した「総額」
後払いは便利な分、手数料がかかることが多いです。辞スルの後払いは1,000〜3,000円、わたしNEXTのコンビニ後払いは3,200円が料金に加わります。労働組合の2社は、本体料金とは別に組合費1,000円もかかります。比べるときは、必ず総額で見てください。
③ 払えなかったときのルール
後払いは「支払いを待ってもらう」仕組みなので、期限を過ぎると遅延損害金がかかることがあります。辞スルの利用規約では年14.6%と決められています。期限までに払えるかどうか、申し込む前に計算しておきましょう。
④ 「審査」があるか
即ヤメの完全後払いは、公式に「審査あり」と書かれています。Paidyやコンビニ後払いのような決済サービスも、使えるかどうかは決済会社の確認によります。「審査なしで必ず後払い」と言い切れるサービスは、当サイトが確認した範囲では見つかりませんでした。後払いが通らなかったときにどうするかも、相談の段階で聞いておくと安心です。
あなたはどれ?|状況別の選び方
PR:以下は当サイトの提携先です。運営元・料金は公式サイトと特定商取引法に基づく表記で確認しています(2026年9月)。
最後の給料が入るまで手持ちがない → 辞スル
「次の給料日まで」支払いを相談できる辞スル後払いがあります。アルバイトは18,000円と安めです。ただし民間企業なので、有給や退職日の交渉はできません。会社ともめておらず、伝えてもらえれば十分な人に向いています。
1週間後なら払える・今すぐ辞めたい → 即ヤメ
料金は20,000円で、完全後払い制(審査あり)です。支払いは依頼日から1週間以内なので、その間にお金が入るめどがある人向けです。公式に労働組合の記載がないので、交渉が必要かどうかは相談のときに確認してください。
有給を使い切ってから辞めたい → 男の退職代行・わたしNEXT
どちらも労働組合(toNEXTユニオン)が行っていて、有給消化や退職日の交渉ができます。総額は22,800円(アルバイト・パートは19,800円)で、Paidy翌月後払いやコンビニ後払いに対応しています。男性は男の退職代行、女性はわたしNEXTです。
後払いで退職代行を使うときの流れ
男の退職代行はやばい?評判・口コミと料金/わたしNEXTの評判・口コミ(女性向け)/弁護士法人ガイアの退職代行の口コミ・評判
よくある質問
まとめ|後払いは「期限」と「総額」で選ぶ
- ✅ 後払いは3種類:給料日まで待つ型・依頼から1週間以内型・決済サービスの後払い
- ✅ 最後の給料の支給日を先に確認し、支払い期限に間に合うかを見る
- ✅ 手数料・組合費を足した総額で比べる
- ✅ 有給の交渉が必要なら、労働組合の退職代行を選ぶ
- ✅ 料金のために借金はしない





