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失業保険・給付金

失業保険のもらい方|手続きの流れ7ステップ・必要書類・いつ振り込まれるかを元人事が解説

失業保険のもらい方・手続きの流れ

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会社を辞めたら失業保険をもらいたい。でも「何を持って、どこに行って、いつ振り込まれるのか」が分からない——初めての人はみんなここでつまずきます。

失業保険(雇用保険の基本手当)は、住所地のハローワークで手続きすれば、自分一人でも受け取れます。人事・労務として退職者の書類を数多く作ってきた立場から、手続きの流れを7つのステップに分けて、必要書類といつ振り込まれるかまで整理します。

💡 60秒でわかる結論
・手続きの場所は住所地を管轄するハローワーク
・持ち物は離職票-1・-2、マイナンバーカード(など)、写真2枚、本人名義の通帳
・初めての振込は、会社都合なら手続きから約1か月、自己都合なら約2か月が目安
・もらえるのは原則離職日の翌日から1年以内。手続きが遅れると、日数が残っていても受け取れなくなる
・4週間に1回の認定日に行き、求職活動の実績を申告し続けることが条件
目次
  1. 失業保険をもらえる人|まず条件を確認
  2. 必要書類・持ち物|ハローワークに持っていくもの
  3. 失業保険のもらい方|手続きの流れ7ステップ
  4. いつ振り込まれる?自己都合と会社都合のスケジュール
  5. 手続きはいつまでに?|受給期間は離職日の翌日から1年
  6. もらい損ねないための注意点
  7. 相談の現場で多い質問|実際の件数と答え
  8. よくある質問
  9. まとめ|離職票が届いたら、すぐ住所地のハローワークへ

失業保険をもらえる人|まず条件を確認

条件 内容
雇用保険の加入期間 離職日以前2年間に通算12か月以上(会社都合などは離職日以前1年間に6か月以上)
失業の状態 働く意思と能力があり、仕事を探しているのに就職できていない
ハローワークで求職の申込み 自分でハローワークに行って申し込む

病気やけが、妊娠・出産などですぐに働けない人は、失業保険の対象になりません。その場合は、健康保険の傷病手当金や、失業保険の受給期間の延長を考えます。

必要書類・持ち物|ハローワークに持っていくもの

持ち物 ポイント
離職票-1・離職票-2 会社から届く。氏名・口座番号などは窓口で書ける
マイナンバーカード ない場合は、通知カードやマイナンバー入りの住民票と、運転免許証などの本人確認書類
写真2枚 最近6か月以内・正面上半身・縦3.0cm×横2.4cm。マイナンバーカードを見せれば省略できる
本人名義の通帳 一部のネット銀行などは使えないことがある

※兵庫労働局の案内をもとにしています。ハローワークによって細かい案内が違うことがあるので、行く前に管轄のハローワークのホームページも確認してください。離職票が届かない場合は、先に下の記事を読んでください。

失業保険のもらい方|手続きの流れ7ステップ

1
① 離職票を受け取る
退職後10日〜2週間ほどで会社から届く。離職理由が実際と合っているか確認する。
2
② ハローワークで求職の申込み
住所地のハローワークへ。求職申込みと離職票の提出をして、受給資格が決まる(この日が「受給資格決定日」)。
3
③ 待期7日間
受給資格決定日から7日間は、誰でも支給されない。この間にアルバイトなどで働くと、待期が延びるので注意。
4
④ 雇用保険説明会に参加
指定された日に参加し、「雇用保険受給資格者証」と「失業認定申告書」を受け取る。初回の認定日もここで分かる。
5
⑤(自己都合の人)給付制限1か月
自己都合で辞めた人は、待期のあと原則1か月は支給されない(2025年4月から。5年以内に3回目以降の自己都合は3か月)。
6
⑥ 認定日にハローワークへ行く
4週間に1回の認定日に、失業認定申告書で求職活動の実績やアルバイトの有無を申告する。
7
⑦ 振込
認定された日数分が、指定した口座に振り込まれる。認定日から数営業日後が目安。

いつ振り込まれる?自己都合と会社都合のスケジュール

会社都合(倒産・解雇など) 自己都合
給付制限 なし 原則1か月
初めての振込の目安 求職申込みから約1か月 求職申込みから約2か月
もらえる日数 90〜330日(年齢・加入期間による) 90〜150日(加入期間による)

※目安です。認定日の日程やハローワークの処理によって前後します。初回の振込は、待期や給付制限の分を除いた日数分になるので、満額の4週間分より少なくなることがあります。

手続きはいつまでに?|受給期間は離職日の翌日から1年

失業保険を受け取れる期間(受給期間)は、原則として離職日の翌日から1年間です。この1年を過ぎると、もらえる日数が残っていても受け取れません。手続きが遅れるほど損をするので、離職票が届いたらすぐにハローワークへ行きましょう。

病気やけが、妊娠・出産・育児などで30日以上働けない場合は、受給期間を延長できます。

もらい損ねないための注意点

  • ✅ 待期の7日間は、アルバイトをしない
  • ✅ アルバイトをした日・収入は、必ず失業認定申告書に書く(書かないと不正受給になる)
  • ✅ 認定日を忘れない(やむを得ない理由がなければ、その4週間分は支給されない)
  • ✅ 求職活動の実績を、認定日までに必要な回数そろえる
  • ✅ 早く再就職が決まったら、再就職手当を申請する(就職日の翌日から原則1か月以内)

相談の現場で多い質問|実際の件数と答え

当サイトの運営者が関わる退職サポートに、LINEで寄せられた質問のうち、失業保険の手続きで多かったものをまとめました。

よくある質問 件数 答え
離職票の離職理由が「自己都合」になっている。このまま進めていい? 157件 自分から辞めたのならそのままで大丈夫です。会社側の理由で辞めたのなら、ハローワークで異議を申し立てられます。くわしくは離職票の記事へ。
マイナンバーカードがあれば、何を省ける? 43件 マイナンバーカード1枚で、番号の確認と本人確認ができます。カードを見せれば写真2枚も省けます。
受給中にアルバイトをしてもいい? 32件 週20時間未満なら支給は止まりません。1日4時間以上働いた日は、その日の分が後ろにずれます。4時間未満でも収入によっては減ります。どちらも認定日に必ず申告してください。
パート・派遣・起業でも再就職手当はもらえる? 13件 1年を超えて働く見込みの仕事なら、正社員でなくても対象になりえます。起業も対象ですが、待期7日が終わってから1か月たった後に始めた場合に限られます。

※件数は、当サイトの運営者が関わる退職サポートサービスに寄せられた、2026年8月までのLINE相談をもとにしたものです。個人が特定できる情報は載せていません。答えは兵庫労働局・ハローワークの案内をもとにしています。

失業保険をもらっている途中で就職が決まったら、残りの日数に応じて再就職手当を受けられる場合があります。

よくある質問

Q. 失業保険の手続きはどこでしますか?
A. 住所地を管轄するハローワークです。前の会社の近くのハローワークではありません。
Q. 失業保険の手続きに必要なものは?
A. 離職票-1・-2、マイナンバーカード(ない場合は通知カードなどと本人確認書類)、写真2枚(マイナンバーカードを見せれば省略可)、本人名義の通帳です。
Q. 失業保険はいつから振り込まれますか?
A. 目安として、会社都合なら求職申込みから約1か月、自己都合なら給付制限があるため約2か月です。
Q. 退職してすぐに手続きしないといけませんか?
A. 受給期間は離職日の翌日から1年なので、離職票が届いたらできるだけ早く手続きしてください。遅れると、日数が残っていても受け取れなくなることがあります。
Q. 自分で手続きするのが不安です。
A. ハローワークの窓口で聞きながら進めれば、自分でも手続きできます。体調がすぐれないなど一人で進めるのが難しい場合は、費用はかかりますが申請をサポートしてくれる会社もあります。

まとめ|離職票が届いたら、すぐ住所地のハローワークへ

失業保険は、離職票・マイナンバーカード・写真・通帳を持って住所地のハローワークへ行けば、自分で受け取れます。受給期間は離職日の翌日から1年なので、離職票が届いたらすぐに動きましょう。

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確認した一次情報(2026年10月2日): 兵庫労働局「雇用保険(求職者給付)の受給手続きについて」/ハローワークインターネットサービス「基本手当について」「基本手当の所定給付日数」。運用はハローワークごとに異なることがあるので、最終的には管轄のハローワークで確認してください。

海田
この記事を書いた人
海田 次郎
人事5年・労務5年の実務を経て、退職支援会社で退職相談の面談を1,000件以上担当。会社側と辞める側の両方を見てきた経験から、制度は一次情報で確認し、サービスの弱点も含めて正直に書くことを方針にしています。

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