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会社を辞めたのに、離職票がなかなか届かない。失業保険の手続きは離職票がないと進まないので、「いつ届くの?」「このまま来なかったらどうしよう」と不安になりますよね。
人事・労務として離職票の元になる書類(離職証明書)を何百枚も作ってきた立場から言うと、離職票は退職後10日〜2週間ほどで届くのが一般的です。会社には、退職日の翌日から10日以内にハローワークへ書類を出す義務があります。それでも届かないときは、会社に確認し、だめならハローワークに相談すれば手続きを進められます。
・会社の期限は退職日の翌日から10日以内。手元に届くのは退職後10日〜2週間が目安
・2週間を過ぎたら会社に確認、3週間を過ぎても来なければハローワークに相談
・離職票がなくても、ハローワークで仮の手続きを案内してもらえることがある
・2025年1月20日から、希望すればマイナポータルで離職票を受け取れる仕組みも始まった
目次
離職票とは?|失業保険の手続きに必要な2枚の書類
離職票(雇用保険被保険者離職票)は、ハローワークが発行する書類で、失業保険(基本手当)の手続きをするときに必ず必要です。「離職票-1」と「離職票-2」の2枚があります。
| 書類 | 何が書いてある? | 使い方 |
|---|---|---|
| 離職票-1 | 雇用保険の資格がなくなったことの通知。振込先の口座・マイナンバーを書く欄がある | ハローワークで手続きするときに提出(口座などは窓口で記入できる) |
| 離職票-2 | 離職理由と、辞める前の賃金 | 失業保険の金額・日数・給付制限の有無が、この内容で決まる |
よく似た書類に「退職証明書」や「源泉徴収票」がありますが、失業保険の手続きに使えるのは離職票です。退職証明書は会社が発行する在籍の証明、源泉徴収票は税金の書類です。
離職票はいつ届く?|退職から手元に届くまでの流れ
会社によっては、最後の給料の締め日を待ってから書類を作るため、もう少しかかることもあります。退職前に「離職票はいつごろ、どうやって送ってもらえますか」と確認しておくと安心です。
離職票が届かない主な理由
- ✅ 会社の手続きが遅れている(担当者が忘れている、締め日を待っているなど)
- ✅ 退職のときに「離職票はいらない」と伝えた、または書類で「不要」を選んだ(59歳以上の人は、希望しなくても発行されます)
- ✅ 会社に伝えている住所が古い・間違っている
- ✅ 会社がハローワークに出した書類に不備があって、差し戻されている
- ✅ 会社の倒産・経営者との連絡がつかないなど、会社側が手続きできない状態になっている
離職票が届かないときの対処法|3つのステップ
マイナポータルで離職票を受け取れるようになった(2025年1月〜)
厚生労働省は、2025年1月20日から、希望する離職者のマイナポータルに離職票を直接送るサービスを始めました。会社からの郵送を待たなくても、マイナポータルで離職票を確認できます。
ただし、会社が電子申請で手続きしていることや、本人がマイナポータル側で雇用保険の情報と連携する設定をしていることなどが前提になります。使えるかどうかは、退職前に会社に「マイナポータルで受け取れますか」と聞いておくと確実です。
離職票が届いたら確認すること
- ✅ 離職理由が実際と合っているか(自己都合か、会社都合か)。会社都合なら給付制限がなく、日数も多くなりやすい
- ✅ 賃金の額が、実際にもらっていた給料と大きくずれていないか
- ✅ 氏名・生年月日などに間違いがないか
離職理由に納得できないときは、ハローワークで手続きするときに異議を申し立てることができます。パワハラや退職勧奨で辞めたのに「自己都合」になっている場合などは、証拠になる資料を持って相談しましょう。
相談の現場から|「離職票が自己都合になっていて不安」は157件
当サイトの運営者が関わる退職サポートのLINE相談では、離職票が届いたあとに「離職理由が自己都合になっているけど、このまま進めていいの?」という質問が157件ありました。届いた離職票を見て、不安になる人がそれだけ多いということです。
- 自分から辞めた場合:自己都合の表記で問題ありません。訂正の必要もありません。
- 実際は会社側の理由で辞めた場合(パワハラ・退職勧奨など):ハローワークで異議を申し立てられます。離職理由を最終的に判断するのはハローワークです。
- 病気やけがで働き続けられずに辞めた場合:自己都合でも「特定理由離職者」として、給付制限がなくなることがあります。窓口で事情を伝え、医師の書類が必要か相談してください。
※当サイトの運営者が関わる退職サポートサービスに寄せられた、2026年8月までのLINE相談をもとにした件数です。個人が特定できる情報は載せていません。
離職票が届いたら、すぐにハローワークへ
離職票がそろったら、住所地を管轄するハローワークで求職の申込みをします。持ち物は、離職票-1・-2、マイナンバーカード(または通知カードなどと本人確認書類)、写真2枚(マイナンバーカードを見せれば省略できる)、本人名義の通帳です(兵庫労働局の案内)。
よくある質問
まとめ|2週間で確認、3週間でハローワーク
離職票は退職後10日〜2週間ほどで届くのが一般的です。2週間を過ぎたら会社に確認、3週間を過ぎたらハローワークに相談。失業保険の受給期間は離職日の翌日から1年なので、待ちすぎずに動きましょう。
手続きを一人で進めるのが不安な人は、申請をサポートしてくれる会社もあります。費用がかかるので、自分で申請すれば0円であることも踏まえて検討してください。
| 料金 | 失業手当サポート:前払い298,000円/後払い398,000円(契約時に保証金5万円) 失業手当+傷病手当サポート:前払い440,000円/後払い550,000円(保証金10万円) |
|---|---|
| 特徴 | LINEで受給できる見込みを無料診断し、オンラインで相談。来社不要で全国から使える。 |
| 注意 | 公式ページには「受給できなければ全額返金」とある一方、特定商取引法の表記には「当社の故意又は重過失を除き、キャンセル・返金はできない」と書かれています。返金の条件は契約前に必ず書面で確認してください。 |
| 料金 | 一括払い160,000円/分割払い220,000円/後払い280,000円(初期費用0円・退職日の2か月後から全8回) |
|---|---|
| 特徴 | 給付金の申請サポートに加えて、退職代行や転職までまとめて相談できる。料金をプランごとに公開している。 |
| 注意 | 料金は受給額の何%ではなく固定。受け取れる見込み額が小さいと、費用のほうが大きくなることがあります。 |
| 料金 | 公式サイトでは公開されていません。当サイト運営者が把握している範囲では30万円前後が目安(無料相談のあと、受給見込みに合わせて案内される形式) |
|---|---|
| 特徴 | 社会保険労務士事務所の監修。傷病手当金・失業手当・再就職手当の組み合わせを相談できる。 |
| 注意 | 目安の金額は契約内容で変わります。無料相談で「総額」「支払う時期」「申し込み後にやめた場合・受給できなかった場合の返金」を必ず書面で確認してください。 |
確認した一次情報(2026年10月2日): 広島県「離職票について」/兵庫労働局「雇用保険(求職者給付)の受給手続きについて」/厚生労働省「マイナポータルを通じた離職票の直接送付」(2025年1月20日開始)/ハローワークインターネットサービス「基本手当について」。運用はハローワークごとに異なることがあるので、最終的には管轄のハローワークで確認してください。



